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Apple Watchの勢いが止まらない!次はいよいよ指紋認証か、それとも顔認証か?

詳しくは動画で↓

時代はApple Watch

  • スマートウォッチの半分を占める
  • スイス時計産業全体の出荷本数を上回る

まずはApple Watchが今どれだけ売れているのかということを、2つのデータで見ていきます。

スマートウォッチシェアの半分を占める

statistaという統計サービスによる「メーカー別・スマートウォッチの出荷台数シェア」という統計によると、2019年第3四半期のデータではAppleつまりApple Watchが約48%とほぼ半数を占めていることが分かります。
Apple Watchの欠点の1つとしては、スマートフォンのOSに依存する、つまりiPhoneユーザー以外が取り込めないという点になりますが、その上でスマートウォッチシェアの半分を占めているというのは驚異的ではないでしょうか。
2017年まではApple Watchが約7割のシェアを取っていましたが、Fitbitが2018年に一気にシェアを伸ばしたこともあって、2018年以降はApple Watchが50%前後、SamsungとFitbitがその後に続き、あとはそれ以外という構図が続いています。

関連リンク:メーカー別・スマートウォッチの出荷台数シェア(statista)

スイス時計産業全体の出荷本数を上回る

機械式腕時計のファンにとってはちょっと耳が痛いかもしれません。
私自身も元々はスイスの機械式腕時計が好きで、Apple Watchが発売されてもしばらくの間はApple Watchに乗り換えることにかなりの抵抗があったほどです。
Strategy Analyticsという調査サービスが2月5日に発表した記事ではとてもショッキングな情報が書かれていたので紹介します。
タイトルがそもそも「2019年にApple Watchがスイス時計業界全体の売上を上回った」と、これだけで何が起きたのかが分かってもらえると思いますが、2019年1年間の合計出荷本数が、Apple Watch単体で、SwatchやROLEX、TISSOT、TAG Heuerなどスイスの時計ブランド全ての出荷本数を1千万本も上回ってしまったのです。
具体的にはApple Watchが3,070万本でした。
これらの中にはかなり高級なものも含まれますし、ターゲットがそもそもかぶらないところもあるため、純粋に出荷数だけで比較はできないでしょうが、2〜3年後はこの差がもっと大きくなっていることは間違いないでしょう。

関連リンク:2019年にApple Watchがスイス時計業界全体の売上を上回った(Strategy Analytics)

遂に認証機能を搭載か

  • フェイスへのセンサー搭載で顔認証
  • デジタルクラウンで指紋認証

1年に1回というハイペースでのモデルチェンジで劇的に進化し続けているApple Watchが次に実現するのは、顔か指紋の認証機能ではないでしょうか。
そう考える根拠として、先日アメリカの特許商標庁によって登録された、Appleの2つの特許技術を紹介します。

フェイスへのセンサー搭載で顔認証

2016年9月22日に出願され、2019年11月19日に登録された「手首の軸方向の方位と位置を決定する仕組みと方法」という特許技術の中に、カメラをウォッチフェイスに含めることが言及されています。
これはもちろん写真や映像を撮ることが目的と捉えることもできますが、自分の顔に向けて撮る以外の利便性はほぼないことから、現実的に考えればこの機能はおそらくFace ID用に実装されるのではないかという予測ができます。

関連リンク:手首の軸方向の方位と位置を決定する仕組みと方法(米国特許商標庁)

デジタルクラウンで指紋認証

2018年8月2日に出願され、つい先日、2020年2月6日に登録された「電子時計用のクラウン」という特許技術の中に、クラウンが指紋を読み取れると解釈できる記述があります。
それはつまり、Apple WatchのデジタルクラウンでTouch IDが行えるようになるのではないかと考えることもできます。
なお、その少し前、1月30日に公開された別の特許「ユーザー入力用の光学センサー付時計」というものでは、デジタルクラウンではなく、その部分に光学センサーが付くという仕様になっているので、もしかしたらデジタルクラウンがなくなり、光学センサーによって指紋認証ができるようになる可能性もありますね。

関連リンク:電子時計用のクラウン(米国特許商標庁)

製品化のタイミング

2020年9月に最新モデル発売?
これまで毎年9月に新型モデルが発売してきていることを考えると、おそらく6も2020年9月に発売されるでしょう。
そこでこの指紋認証か顔認証のいずれかが搭載される可能性が高いと考えています。
特許もすでに登録済みで、Appleがこれらの機能をiPhoneやiPadでだいぶ前から実装していることを考えれば、Apple Watchで実現するのはそれほど難しいことではないでしょう。
実際問題としてApple Watchユーザーなら分かると思いますが、手首につける度に毎回パスコードを入力するのはかなり面倒です。
もちろんパスコードを不要にする設定もありますし、iPhoneでロック解除もできますが、指紋か顔による認証機能が付けばかなり便利になることは間違いありません。

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Apple Watchの勢いが止まらない!次はいよいよ指紋認証か、それとも顔認証か?」への1件のフィードバック

  1. パスコードを不要にする設定にすると ウォレットの中身削除されてしまいます!
    SUICAも使えない!!

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