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せめて基本だけでも!Macのショートカットを覚えて効率UP

ショートカットは好きですか?

作業がかなり捗る!

こんにちは、ホームページ制作のオイゾウです!
パソコンで様々な作業を行なうにあたり、是非、いや必ず知っておいて頂きたいのが「ショートカット」です。
ショートカットとは、キーボードにある複数のキーを組み合わせて押すことで様々な操作が可能になることです。

最もオーソドックスかつよく使うのは「コマンド+◯」。
コマンドというキーはMacのキーボードの下段にあります。
コマンドキーはスペースキーの左右に2つあります。

コマンドキーはどちらでもOKです、使いやすい方を押してください。
この組み合わせでもっともポピュラーなショートカットを紹介しますので、手始に以下のものだけでも覚えましょう!
※ちなみにWindowsもほぼ同じです、コマンドが「Ctrl」(コントロールキー)になるだけです。

特に覚えたい定番のショートカット

コマンド+A/全てを選択

コマンド+A 全てを選択
テキスト上で行なえばそのページまたはウィンドウの文字が全部選択された状態になります。
またファインダーではフォルダ内のファイルなどのデータを全て選択できます。

「ファインダーって何?」という方は「ファイルとフォルダの関係、パソコンの整理整頓」のページ真ん中辺りから詳しく説明していますので、是非ご参照ください!

このショートカットは、他にも様々な状況で使います。
オールのA(All)で覚えましょう。

一部だけを選択するとこのようになります。
一部だけを選択するとこのようになります。
コマンド+Aでこのように全ての画像と文字を選択した状態になります。
コマンド+Aでこのように全ての画像と文字を選択した状態になります。

コマンド+S/保存(セーブ)

コマンド+S 保存(セーブ)
意外とこの「保存する」という行為自体をよく分からない方も多いので、ついでに説明します。
作成したデータは「保存」しなければ、始めから作り直しになってしまいます。
逆に言うと「保存」しておけば、次の機会にそのデータを使用するときに「保存」したところから作業することができます。
セーブのS(Save)です。

とある企業で事務員として働くAさん。
今日は頼まれていた書類を作るためにワードで文書作成をしています。
ワードで書類作り♪楽しいな♪
退社時間になったので、続きは翌日にやることにし、パソコンの電源を切って退社しました。

次の日・・・
パソコンを立ち上げるAさん。
朝は眠い・・・さてパソコンを立ち上げて。
ところが、昨日作成したワードの書類が、パソコン中のどこを探しても見当たりません。
データがない!?
大変です、もうすぐ文書作成を依頼した上司も出社してくるというのに・・・。
とりあえずコーヒー飲んで落ち着け・・・
残念ですが、また最初から作り直しです。

何故このようなことになってしまったか、それは作成中のデータを「保存」しなかったからです。
ちょっと極端な例でしたね・・・。

通常はパソコンの電源を切る前に、作成途中のデータがある場合は「閉じる前に保存しますか?」といったような警告が出ますので、なかなかこのような機会もないかもしれません。

よくあるケースとしては、作成途中でパソコンがフリーズして(動かなくなって)しまうとき。
これは本当に焦ります!
10年ほど前まではしょっちゅうパソコンがフリーズし、絶望感からその度に自分自身もフリーズしていました(笑)。
私のようにそういう経験を多くされている方なら、とてもこまめに保存をするクセがついているのではないでしょうか?
最近はパソコンのスペックも大幅に上がり、フリーズする機会が本当に少なくなったと感じています。
ですがそれでもやはり、作業中はちょくちょショートカットを使って保存することをおすすめします。
私自身はPhotoshop(フォトショップ)やIllustrator(イラストレーター)などの画像処理系ソフトを使う際、かなり頻繁にコマンド+Sしています。
iMovieなど動画編集ソフトは自動保存が主流になっているので、すごく楽です。

コマンド+C/コピー

コマンド+C コピー

コマンド+X/カット(切り取り)

コマンド+X カット(切り取り)

コマンド+V/ペースト(貼り付け)

コマンド+V ペースト(貼り付け)

この3つは是非セットで覚えてください。
コピーとカットはほぼ一緒ですが、カットはその項目を削除した上でコピーされる形になります。
コピーまたはカットしてからペーストをするという流れです。
Cはコピー(Copy)のCですね、ドレミの歌のように覚えましょう(笑)。
以下、「こんなときにコピー&ペーストを使います」という例を紹介してみます。

楽天市場で買い物しようとして、ログインしなければならず、ユーザIDとパスワードを入力することになりました。
ユーザIDとパスワードは以下の通りとします。

ユーザID:kaiin@example.com
パスワード:rh4kf89fgye3gh4jtrufydgej

これをいちいち入力するのは大変ですし、打ち間違えてしまう可能性も高いですよね。
そんなときにこの「コピー&ペースト」が威力を発揮します!

ユーザ名とパスワードでログイン
赤枠内に2つ入力箇所があるので、ここにユーザ名とパスワードを入力してログインします。
コピー
まずは控えてあるユーザ名を選択してコピーします。
ユーザIDをペースト
「ユーザID」入力欄にペースト(貼り付け)します。
パスワードをコピー
今度はパスワードを選択してコピー。
パスワードをペースト
パスワードの入力欄にペーストし、「ログイン」ボタンをクリック。

この「コピー&ペースト」はとにかくよく使います。
ちなみに「コピペ」という言葉は「コピー&ペースト」の略です。
ショートカットで使えるようになればとても便利になりますので、積極的に使っていきましょう。

コマンド+Z/取り消す

コマンド+Z 取り消す
行なった操作を取り消す、つまり1つ前の段階に戻します。
これもよく使います。
例えばフォトショップが画像処理をしている最中、ちょっと画像のサイズを小さくしてみようかなと思って小さくしたら、思った以上に小さくなってしまいました。
そんなときにコマンド+Zで一瞬にして元通りです。

コマンド+F/検索する

コマンド+F 検索する
様々な場面で使用することが多い検索。
特に使うのはテキストファイルであったり、ウェブページですね。
試しにさっそくやってみましょう!
このページを開いている状態でコマンド+Fを入力すると、ウィンドウのどこかに検索窓が出てきます。
出てくる場所はブラウザによって違います。
Chrome(クローム)とSafari(サファリ)なら右上、Firefox(ファイヤーフォックス)なら左下に出ます。
そこに「検索する」と入力してreturn(リターン)キーを押してみましょう。
そうすると、このページ内で「検索する」というキーワードがハイライトされ、ある場所を一瞬にして見つけ出してくれます。
また、この「検索する」というキーワードはこのページに4ヶ所あることも分かります。

コマンド+N/新規の書類またはウィンドウを開く

コマンド+N 新規の書類またはウィンドウを開く
特に説明することはありませんが、これもよく使います。
新規だからN(New)ですね。

コマンド+P/印刷する

コマンド+P 印刷する
このショートカットで印刷ダイアログが開きます。
プリントのP(Print)です。

コマンド+W/ウィンドウを閉じる

コマンド+W ウィンドウを閉じる
ウィンドウの左上に信号機のような赤+黄色+緑のボタンが並んでいるかと思いますが、この左端の赤い×マークを押すのと同じ意味です。

コマンド+Q/アプリケーションを終了する

コマンド+Q アプリケーションを終了する
このショートカットについては特に説明することもありませんが、余談として「ウィンドウを閉じる」ことと、この「アプリケーションを終了する」を同じ意味として解釈している人が実は多いので、念のため説明します。
ウィンドウを閉じただけではアプリケーションは終了しません。
例えばワードで文書を作成していて、その文書は完成して今はとりあえず使わないから閉じたい、だけど違う文書を作成したい、そんなときは終了ではなく単に閉じればよいです。
そうではなく、一旦ワードは使わずエクセルを使いたい、そんなときはワードを終了してしまいましょう(かといって終了しなくても特に問題はありませんが)。
そんなに重要なことではありませんが、「閉じる」と「終了する」は同じではありません、何となくでもいいので覚えておいてください!

ファインダー操作時に便利なショートカット

以下、ファインダーの操作時に便利なショートカットをさらっと紹介します。

コマンド+delete(デリート)/選択している項目をゴミ箱に移動する

コマンド+delete(デリート) 選択している項目をゴミ箱に移動する

コマンド+I/選択している項目の情報を見る

コマンド+I 選択している項目の情報を見る

コマンド+O/選択している項目を開く

コマンド+O 選択している項目を開く

コマンド+D/選択している項目を複製(コピー)する

コマンド+D 選択している項目を複製(コピー)する

他にもたくさんありますので、ご興味があればアップルの公式サイトでご確認くださいませ。
Macのショートカット一覧はこちら

いかがでしたでしょうか?
他にもショートカットはたくさんありますし、書類の編集中や、ファインダーで使うときなど、状況によって同じショートカットでも違う操作を実行することができたりします。
さらにはショートカットを自分の使いやすいように設定することもできます。
慣れないうちは「そんなのいちいち覚えてられない」と思うかもしれませんが、使ってみれば効率の違いがはっきりと分かります。
とても便利なこのショートカットを、是非どんどん使いこなしていきましょう!

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