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パソコンユーザーが長文使いになるためにやることはたった2つだけ!

皆さんは普段、長文を打ってますか?

長文を打てるようになったり、もしくは文章を打つことの苦手意識をなくすことが、あなたのビジネスや仕事にとても良い影響をもたらしてくれます。
当然ながらただ長ければいいというわけではありませんが、あまりにも文章が短文すぎたり、もしくはその短文すら打てない人が多いので、そんな方に少しでも役立てばと思い、今回は長文が良い理由や長文を打てるようになるための方法についてお伝えしていきたいと思います。

長文が良い2つの理由

それではまず、どうして長文だといいのかという理由を2つ説明します。

文字は資産

もしあなたが何かしらの形で情報発信している場合(ブログや各種SNSなど)、ウェブ上またはSNS内で検索した誰かがその情報に辿り着くためには文字が必要になります。
そしてその文字数は多ければ多いほど間口が広がるため、より辿り着きやすくなるのです。
例えばあなたがイタリアンレストランのオーナーだとして、来店客にアピールできるような情報(パスタ、ピザなどの料理や、サービスの内容、もっと言えばイタリアに関する豆知識など)を発信することで、あなたの発信した情報が、そういった情報を求めている人に伝わる機会も増え、簡単に言えばそれが結果として売上増につながるわけです。
さらにそういった情報を発信し続けていくことによって、少しずつ情報(=文字)という資産を積み上げていくことができるのです。
「塵も積もれば山となる」という言葉の通り、書き続けていけば1年後、2年後にはかなりの量の情報が蓄積され、その全ての情報がいつでもその情報を求めている人を呼び込み続けてくれます。

取引の質の向上

「いきなり何の話?」と思われるかもしれませんが、仕事をしている方なら、直接会うかもしくは電話で話すだけでなく、日常的に業務を行なう上で、上司や部下、同僚、クライアント、仕入先、その他様々な方と、メールやLINEなど様々なツールを使い、文章でやり取りされているはずです。
そんなときにより丁寧な文章を心がければ当然相手が受ける印象も良くなりますし、できるだけ内容を詳細にすることで細かいニュアンスまでしっかりと伝えることができ、しかも口頭での言葉のやり取りと違って文章の場合はエビデンス(証拠)が残りますので、後になって「言った言わない」の無駄なトラブルを防ぐことにも役立ちます。
誠意が込められた対応には誠意で応えたいと思うのが人間の一般的な心情です。
スマホで育った若い世代の方に多いパターンとしてよくあるのが「句読点が打てない」「1回で済む内容を何回かに分けて送る」というものが挙げられます。
そして若い世代に限らず、ビジネスメールを打つ機会が少ない大人(しかもそれなりの地位にある人)でも、残念ながら同じようなパターンが見受けられるのも事実なんです。
またホームページを運用している場合、商品やサービスに対して問い合わせがあったときに返事を返すことになりますが、その内容や印象が成約率に大きく関わってくることは明白です。
これまで多くの事例を見てきた中で、重要はポイントは「明るい」とか「丁寧」といったもので、逆に言うと「難しい用語を使う」とか「いかに丁寧語や謙譲語を上手く使いこなせるか」といったような技術的な部分は全く関係ありません。
メールとは主に文字データのやり取りですので、そこから感情を読み解くのは難しいのです。
送る本人が心から「お問い合わせありがとうございます」という思いを持っていても、(表現するのが苦手で不器用な方に特に多いのですが)業務的で淡々としている文章だと、受け取った側は「自分のために良いサービスを提供したいっていう気持ちがあんまりないのかな」と感じてしまうかもしれません。

想像してみてください。
あなたが何かのサービスを探していて、ネットで検索したら見つかったいくつかの業者に問い合わせフォームから問い合わせしたとき、以下の2パターンのような返事が来たら、どちらからサービスを受けたいと感じますか?

お問い合わせありがとうございます。
数あるサービスの中で当社を選んで頂き、心からうれしく思います!
このご縁を大切にし、最後までしっかりと対応させて頂きますので是非宜しくお願い致します!

この度はお問い合わせありがとうございます
提示してもらった予算内で業務を行なうことは可能です
今週いっぱいは予定が詰まっていますので来週のどこかで一度来てもらえれば、そこで詳しく説明します

おそらく前者の方を選ぶ方が多いのではないでしょうか?
もちろん個人差はありますので後者を選ぶ方がいる可能性は否定できませんが、結果だけで見れば、少なくとも私がホームページの保守運用やコンサルティングをさせて頂いている企業様を見る限り、前者のような、心がこもっていてポジティブな感情が文章から感じられるメールを送っているケースの方が大きく売上を伸ばしているのが事実です。
暗い感じで文章だけではやる気を感じることができないようなメールだと、せっかく良い商品やサービスを提供しても、肝心の成約まで辿り着くのは難しいでしょう。
業務の効率化を進めるためにいくつかのテンプレートを用意しておくのが大事なのはもちろんですが、テンプレートだけでは対応できないわけで、個別の対応が必要なときに、相手に良い印象を与える文章を打てるかどうかがとても重要になってきます。
イレギュラーな対応を迫られるときというのは、実はビジネスにおける成功か失敗の分かれ道でもあるのです。
普段あまりないような質問や要望を受けたり、またはサイトに明記してあるような、運営者からすれば聞くまでもないような内容についての問い合わせを受けたときでもしっかりとした対応が求められます。
そういった洞察をせずに自身の都合を優先してしまうと、メール本文の(電話でも対面接客でもそうですが)対応の内容や雰囲気から、相手からすれば冷たいと思われてもおかしくないような対応をしてしまいがちです。
そんなたった1つの受け答えが積み重なっていけば結果は大きく変わるということを、私はこれまでのビジネスシーンで幾度となく見てきました。
ですので是非ともそういったタイミングのときこそ、丁寧で親切な対応を心がけるようにしたいものです。

文章を打てるようになる具体的な方法

長めの文章を打つのがしんどい方や、打つのに時間がかかってしょうがないという方のために、どうすれば長文が打てるようになるのか、その具体的な方法を2つ教えます。
たったの2つです、しかも全然難しくありません!
さらに言うとこの2つを知り、できるようになれば、文章を打つのが楽しくなってくるはずです。

ブラインドタッチ

意外としか言いようがないのですが、長年パソコンを使う仕事をしているのにブラインドタッチをできない方によくお会いします。
そんな方に是非知って頂きたいことがあります。
ブラインドタッチできるようになると世界が変わります!
ブラインドタッチができると、スマホで文章を打つのが本当に煩わしいと思ってしまうほどです。
いつ始めても遅いということはないので、今後もパソコンを使う機会があるなら今からでもブラインドタッチできるようになることを強くおすすめします。
1日30分の練習を1〜2週間ほど続けるだけで、あなたのタイピング速度は劇的に上達するでしょう。

アプリを使って練習

ブラインドタッチの練習方法として一般的なのは、専用アプリケーションを使って訓練するというもの。
今回は主にそういったアプリが圧倒的に少ないMacユーザー向けに紹介しますが、Windowsだとブラインドタッチ練習ソフトがたくさんあるので、簡単に見つけられると思います。
ちなみにアプリがなくてもブラウザ(インターネット閲覧ソフト)上でできるサイトもいくつかあるのですが、調べた範囲ではFlash Playerがないと動かせないものばかりでしたので、Flash Playerをインストールしてない(もしくはインストールしてあっても使いたくない)方は、これから紹介するアプリの使用をおすすめします。

タイピストを使う

Mac用のブラインドタッチ練習ソフトでおすすめなのは「タイピスト」です。
App Storeで「タイピスト」と検索すれば出てきます。
App Storeからダウンロードできるのでウィルス感染の心配もありませんし、何より無料でダウンロードが可能です。

慣れるまでは大変かもしれませんが、ゲーム感覚でブラインドタッチの練習ができるので、気軽な気持ちで楽しみつつブラインドタッチを習得してください!

Google 日本語入力

ブラインドタッチができるようになったら、次は「Google 日本語入力」という文字入力ソフトをインストールしましょう。
Macの場合、デフォルトでは「ことえり」という日本語入力のシステムが使えるようになっていますが、これを「Google 日本語入力」に変えてみてください。
「よろしくお願いします」と打ちたいときに、キーボードでまず「よろ」と打つと候補がリスト表示されます。
Tabキーで選択でき、その中の「よろしくお願いします」を選んでreturnキーを押せば「よろしくお願いします」と打てるんです。


Google 日本語入力より

Google 日本語入力のさらにすごい点は、学習機能がついていること。
よく使うフレーズは候補に表示されやすくなっていきます。
例えば「ホームページ制作のオイゾウ」としょっちゅう打っていると、最終的には「ほ」と1文字打っただけで候補に「ホームページ制作のオイゾウ」と一発で出てきます!
この「Google 日本語入力」は2009年にベータ版として公開され、翌年に正式版がリリースされました。
それ以降、キーボードによる入力速度は飛躍的に上がったのです!
もちろんWindowsでも使えます(Windowsには「Microsoft IME」もありますので、お好みで使いやすい方を選んでください)。

そんなわけで、もしパソコンをお持ちでしたら(それか今後買う予定があれば)「ブラインドタッチ」と「Google 日本語入力」を駆使して文章を打ちまくりましょう!

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