リモートワークが一般的になってきて、会社と自宅それぞれで1台のパソコンを持ち運んで使うという人は多いと思いますが、その場合ほぼ100%はノートパソコンでしょう。
ですが「大きいディスプレイで仕事をしたい」「業務によりハイスペックな環境が必要」などの理由でデスクトップじゃないと厳しいというケースもあるかと思います。
そこで今回は、中でもiMacユーザーにおすすめしたい、iMac専用のトートバッグを紹介します。
バッグの特徴を紹介
デザインや機能面について1つずつ見ていきます。
エクステリア
表面は耐水性のあるナイロン素材です。
耐衝撃性を強化したフタ部分のパネルは、程良く硬さがあります。
デザインはグレーのみで、パッと見の印象としてはシンプルでかっこいいです。
持ち運びはキャリーハンドルと長さ調整できるショルダーストラップの両方に対応しています。
底部分のラバーフィートによって、地面に置いたときの衝撃を抑えてくれるとともに、雨などで濡れているときの浸水を防いでくれます。
各コンパートメント
コンパートメントは主に3つに分かれています。
背面ポケット
マグネットが真ん中に1ヶ所あり、A4書類を横に入れるとこのマグネットをふさいでしまいます。
もう少し深さがあると使いやすくなるので、そこは残念なポイントですね。
ただ一応補足すると、書類を縦にすれば、はみ出してはしまうものの、マグネットの左右にそれぞれ入ります。
アクセサリーポケット
ジッパー開閉で、中にはさらに5つのポケットがあります。
付属のレインカバーがすでに入っている他、電源ケーブル、マウス、キーボード、トラックパッドを収納するためのポケットがあり、それぞれにアイコンがプリントされているのでどこに何が入っているのかが一目瞭然で分かりやすいです。
キーボードのポケットにはテンキー付きのキーボードも問題なく入ります。
レインカバーがあることで、外出先で雨が突然降ってきても安心です。
キャリーハンドルやショルダーストラップ部分が空いていて、持ち運びやすさを損なわずしっかりと雨除けの機能を果たしてくれます。
使わないときはコンパクトに畳んで収納しておくだけです。
全てのポケットにクッションが入っているため、キーボードやマウスを衝撃による破損などから守ってくれます。
このコンパートメント内には、iMacと一緒に使うであろう外付HDDやSSD、LANケーブル、USBハブ、ラップトップ、タブレットなど、薄いものや小さいものもついでに収納できるようになっているので、他にバッグを持ち運ぶ必要がありません。
本体の収納
マジックテープで閉められたフタ部分のパネルを開け、両サイドのジッパーをそれぞれ下まで下げれば、完全に開きます。
内側の生地には柔らかいトリコットが使われていて、ディスプレイや本体に傷がつかないようになっている。
この中にiMacをしっかりと固定させるためのブロックが2種類×2つずつ、合計4つ入っています。
切り込みが入っているブロックはディスプレイ部分を下から固定させるものとして使います。
残り2つのブロックは、大きな空白部分になってしまうディスプレイ面の上部を押さえつけるような形で、2つ重ねて使うことで、iMac本体をより確実に固定できます。
なお、奥にはさらに1つポケットがあり、電源ケーブルなどを入れたりもできます。
ケースから出さずに使用できる
電源ケーブル用の開閉口が左右についていたり、パネルを屋根のように固定できたりと、細かいところもしっかりと作られています。
ただ、ケースに入れた状態でiMacを使うのは、熱がこもりやすくなるので、個人的にはあまりおすすめはできません。
バリエーションについて
また、このタイプのバージョン違いで、転がせるホイール付のモデルもあります。
値段が2倍以上になりますが、スーツケースのようにキャリーハンドルも付きます。
価格
現時点でのアマゾンで販売されている価格は以下の通り。
サイズ | ホイール | 価格 |
---|---|---|
21" | なし | 17,537円 |
21" | あり | 28,778円 |
27" | なし | 17,100円 |
27" | あり | 33,900円 |
総評
このGATORはアメリカのブランドで、元々楽器や音楽機材など繊細な精密機器を運ぶためのケースを専門に作っているだけあって細かいところまで考えて設計されていて、使いやすい上に安心感があります。
iMac自体がそもそも重いので、ラップトップと比べても当然ながら持ち運び時は重いというのが難点ですが、リモートワークが増えてきた昨今、会社でも自宅でもiMacを使いたいという人や、カメラマン、ビデオグラファー、デザイナー、音楽制作者など、よくiMacを持ち運ぶ機会がある人には是非おすすめしたいケースです。
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