3月にCDデビューの話が決まった60代の男性演歌歌手・N様ですが、制作の方は着々と進んでおりまして、アルバム12曲のうち作詞と作曲は全曲、編曲は9曲終わっています。
7月にはN様の人生初となる待望のレコーディングを行なうことが決まりました!
ところで「CDを作る上で、具体的にはどのようなやり取りをするのか?」というお問い合わせを頂くことがよくありますので、この場を借りまして簡単に説明したいと思います。
歌手の方がやりやすい方法でやり取りしていくため、そのやり方はいくつかあるのですが、今回のN様を例に挙げますと、
1
N様が書いた歌詞をこちらにメールしてもらう。
そのときに「どんな曲にしたいか」という要望も併せて伝えてもらう。
2
その内容を元に作曲する。
作曲したボーカルのメロディを、こちらからN様にデモ音源のMP3(音楽ファイル)をメールで送る。
3
N様がメールを受信し、パソコンでMP3データを聞く。
その作曲が気に入ればOKを、変更したい場合は具体的にどのように変更したいかをこちらに伝えてもらう。
4
作曲がOKだった場合は編曲を始め、出来上がり次第こちらからN様にMP3(音楽ファイル)でメールで送る。
ただしこの段階では完全な仕上がりではありません、編曲の方向性についてご確認頂くためのデータになります。
変更したい場合は再度作り直してメールを送る。
5
N様に編曲したものを確認してもらい、全曲OKとなったらレコーディングの予定を組みます。
今回は12曲、N様のコンディションや力量などを考慮して1日4曲録音する計算で、3日間レコーディングスタジオを押さえる予定でいます。
レコーディング本番までに各曲の編曲をさらに仕上げていきます。
「いきなり本番だと不安」という方であれば、レコーディング日程の前に別のリハーサルスタジオを借りてボーカルの確認や指導を行なうこともできますのでご安心ください。
6
レコーディングが終わればもう一安心です!
あとはエンジニアが曲を仕上げてくれるのをお待ちください。
CDジャケットの表紙に使うN様の写真は、レコーディング日程の1週間ほど前に撮影スタジオで行なう予定です。