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1年後には明確に結果の違いが見えてくる
リニューアルを含めると、オイゾウはこれまでにざっと数えただけでも300以上のサイトを制作してきました。
その経験から、成功しているホームページとそうでないホームページとの違いが傾向としてはっきり見えてきます。
今回はその違いについて説明します。
なお「成功しているホームページ」の定義についてですが、それぞれのサイトが設定している目標や、何を重視するかによって変わってきますので、ここでは売上を基準にします。
では行ってみましょう〜!
コンバージョン(成約)を増やす方法
まず、売上を増やすためにはコンバージョンが必要です。
コンバージョンとは成約のことで、通販サイトならお客様にそのサイトで商品を購入してもらったり、そうでなければ問い合わせや資料請求をしてもらうことです。
そのために必要なのは主に2つあり、1つは「ホームページでいかに商品やサービスの魅力を伝えられるか」、もう1つは「集客」です。
集客はイコールSEO対策にもなりますが、これは長くなるので別途解説させて頂くとして、今回は「いかに魅力を伝えるか」という点について具体的に何をすればよいのかを簡単に解説します。
商品やサービスの魅力を伝えるには?
ホームページでいかに商品やサービスの魅力を伝えられるか
どのような方法があるでしょうか?
多くのクライアント様との話し合いの中で浮かび上がってくるものとしては、多くは「デザインが良い」「写真がきれい」「情報が充実している」この辺りになってくるかと思います。
全てではないにしてもこれはこれで正解ですね。
ただし、それ以上に重要で、かつ必須な要素が2つあります。
他にはない唯一無二のポイントを見つける
商品やサービスのユニークな点を見つけ、それを最大限にアピールすること。
ちなみにこの「ユニーク」という言葉、一般的には「変わってる、風変わりな」というイメージがあるかもしれませんが、ここでは本来の「独自」とか「他にない」といった意味で使っています。
そのためにはまず自分が販売している商品やサービスについての理解をより深め、それと同時に競合他社との違い(価格、品質、ターゲット層など)を見つける必要があります。
もし「ユニークな点が見つからない」という場合でもご心配いりません。
探せば必ずあります。
もし見つけるのが難しい場合、オイゾウにご相談頂ければ、全力でそのポイントを探すお手伝いをさせて頂きます。
ホームページ完成後も常に更新し続ける
それともう1つは「臨機応変に情報を更新」すること。
具体的に説明すると、まずブログ機能などを使ってサイト内で情報を常に発信することと、商品の売れ行きやユーザーからの要望・意見などによって紹介する内容を常に変えるということです。
ブログ記事は無理のない範囲でかまいませんが、更新頻度が多いとSEO対策の観点からかなり有効性が高く、実際に毎日のように記事を更新しているホームページは高い訪問者数をキープできています。
内容を常に変えるという点について説明すると、簡単に言えば「ホームページは一度作ったらそれで完成、はい終わり!」ではないということです。
「ホームページ=ナマモノ」これでご理解頂けるでしょか?
ケーキ屋さんを例を挙げて解説します。
店主のパティシエAさんは独立し、ネット通販を始めました。
独立前からショートケーキへのこだわりが特に強く、王道で勝負したいという強い決心を最初は持っていました。
そのためにシンプルな昔ながらのよくあるショートケーキをお店の主力商品に定め、ホームページでもそのことを最大限アピールするようなデザイン・構成にしました。
当初はショートケーキを中心に一部モンブラン、シュークリームなど定番商品を販売していたのですが全く売れません。
半年ほどしても全く売れず、このままではまずいということで、そこから様々な種類の商品をちょっとずつ販売し始めます。
そんな試行錯誤の中、Aさんの地元で取れる抹茶を活かしたケーキの販売を始めたところ、徐々に抹茶ケーキの注文が入るようになりました。
そこでAさんはトップページに大きく抹茶ケーキの写真を載せ、さらに抹茶について、ケーキの味についてなど詳細に渡って情報を充実させていくと、売上がどんどん伸びていきます。
それだけでは終わらず、お客様からの「もっといろんな抹茶のスイーツが食べたい」という要望を受け、今度は抹茶を使ったケーキのバリエーションを増やしていきました。
気づけばお店の売上の9割が抹茶関連を占めるまでになったのです。
自分のこだわりが優先? それとも売上が優先?
ポイントは「自分のこだわりを押しつけて提供する」から「お客様が求めているものを提供する」という発想にシフトしたことで、このポイントが売上増につながる分岐点になりました。
それにより売れ行きの動向に敏感に反応し、お客様の声にしっかりと耳を傾けたことで、ページのデザインも洋風から和風へと徐々に変えていき、構成もその都度入れ替えたり、必要なページを新たに作り、不要なページを削除して、立ち上げた当初から約2年後、ホームページの見た目は全く別物になったのです。
売れなくてもスタンスを変えないか、売れるために柔軟にスタンスを変えていくか、このどちらが正しいということではありません。
大雑把に言えば「売上はこだわらないから自分のこだわりを貫きたい」のか「こだわるよりも売上を増やしたい」のか、そのどちらを選ぶかということです。
また、このケーキ屋さんのケースはあくまで一例ですので、例えば本来こだわっているショートケーキの中に、他とは違うユニークな点を見いだすことができれば、あるいはその形で成功することができたかもしれません。
さっそく実践してみましょう
「他にはない唯一無二のポイントを見つける」と「ホームページ完成後も常に更新し続ける」、この2つはとても重要なのですが、実際にはそれができてないホームページがとても多いです。
統計までは出せませんが、これまでに携わった多くのホームページのうち、残念ながら約半数はできてないように感じています。
できてない理由の多くは主に2つあり、1つはこれらのことがあまり重要ではないと思われている場合、もう1つはそもそもホームページを成功させたいとそれほど思ってないという場合です。
オイゾウのスタンスとしては、それぞれのホームページに関して最適な提案をさせて頂きますが、最終的にビジョンを示すのはクライアント様であるという認識を持っていますので、あくまでそのビジョンに向かっていけるようなホームページの制作と運用を行なうことに専念しています。
ただもしホームページを作ることによって売上を上げたい、またはもっと多くの人に商品やサービスの魅力を発信していきたいということでしたら、是非この方法をやってみてください。
もちろんオイゾウにホームページ制作のご依頼を頂ければ、こういった提案を含めて全力でサポートさせて頂きます!