MVNO(格安SIM)はキャリアと比べてランニングコストを大幅に抑えられるのが最大のメリットですが、通話料を抑えるプランが充実してないために、長電話すると通話料がかなり高額になってしまうデメリットもあります。
どこの格安SIM事業者も、3分までとか10分までといった時間制限ありのかけ放題や、050番号のIP電話を使うことによるかけ放題は可能ですが、時間制限なし+番号そのままで選ぶとなると、星の数ほどある格安SIM事業者の中で、実はエックスモバイルとQTモバイルの2つしかありません(2019年9月3日現在)。そしてこの2つを比較すると、かけ放題プランを入れた同じサービス内容だった場合に、QTモバイルの方が若干安くなりますので、格安SIMで毎月の料金を抑えたいけど、同時に長電話もしたいという方にはQTモバイルがおすすめです。
料金の比較例
※かけ放題プランを入れた場合の月額
3GB
QTモバイル:4,050円
エックスモバイル:4,480円
6GB
QTモバイル:4,750円
エックスモバイル:5,380円
これだけ安くなります
私は以前IIJ mioで格安SIMを利用していましたが、月に数回長電話してしまうと、1回の通話だけで数千円かかってしまい、だいたい毎月1〜2万円かかってしまっていました。せっかく格安SIMにしたのにかえって割高になってしまっていたのです。
そのため050でもなく時間制限もないかけ放題の格安SIMはないかな〜と探していたら、エックスモバイルを見つけました。実際には専用アプリを使ってかけることになるのですが、それによるデメリットとしては、ごくたまに(10回に1回あるかないか)音質が悪いと感じる程度で、現在でも全く問題なく使えています。ちなみに料金は月額6,400円くらいです。内訳は音声プラン1,058円、パケット通信5GBのプランが1,944円、かけ放題フルが2,484円、その他留守電とキャッチを追加して、合計でこのくらいになります。以前IIJ mioだったときと比べて、毎月半額以上安くなりました。
このエックスモバイルよりQTモバイルの方が少しだけ安いので乗り換えてもいいかなとは思いますが、現状はエックスモバイルで十分満足しているのでそのまま使い続けています。
スマホ+ガラケー2台持ちの人にもおすすめ
時代の流れはどんどん変わり、電話はいらないという人も若い世代を中心にすごい勢いで増えていますが、それでもなんだかんだ電話が必要な、しかも長電話することもあるようなビジネスマンの方なんかに特におすすめしたいと思います。通話料のことも考えて「電話はガラケー、それ以外はスマホ」と2台持ちしている方は是非QTモバイルかエックスモバイルに乗り換えてしまいましょう!