【室内汚染】NASAの研究による効果的な18種類の観葉植物を紹介【天然の空気清浄機】

1989年にNASAが発表した「室内空気汚染を削減する観葉植物」という論文をもとに、2008年にSOFTPEDIA NEWSというサイトが分かりやすくまとめた「あなたの命を救う、NASAが発表した観葉植物ベスト15!」という記事があるのを見つけたので、この記事を要訳して紹介します。

NASA(アメリカ航空宇宙局)
アメリカ政府内における、宇宙開発に関わる計画を担当する連邦機関。1958年に設立された。

NASAというのはご存知アメリカ航空宇宙局のことですが、なぜNASAがこのような研究を行ったかというと、スペースシャトルや宇宙ステーションの中も、地上の建物内と同様にシックハウス症候群の原因となるような有害物質が当然あり、25年という長い年月にわたって研究を続けた結果、そういった有害物質の除去にとても効果的な18種類の観葉植物を見つけたうわけです。
ということで今回はその18種類のNASAお墨付きである観葉植物を全て紹介しますので、是非この情報を参考にして、自宅やオフィスにこれらを取り入れてみてください。

身の回りのものは有害物質だらけ

観葉植物を紹介する前に、まずお伝えしておきたいのは、現代の家や建物内には、人体にとても有害な物質を発生する資材や生活用品に溢れているということを知る必要があります。

屋内大気汚染物質の発生源は以下の通りです。
殺虫剤、洗剤、溶剤、洗浄液、衣類、家具、カーテン、ガラス、カーペット、断熱材、細菌、タバコの煙など

これらは有毒であるということですが、全てを避けて生活を送るのははっきり言って不可能ですよね。これはつまり、建物内にいるだけでどんどん毒に侵されていくということを意味しています。もちろん睡眠中だって例外ではありません。
それ以外にも、近代建築で使用される合成建築材がシックハウス症候群を引き起こすと言われていて、一例としてオーストラリアでは約75%の建物がこの影響を受けているようです。シックハウス症候群というのは、簡単に言えば室内の有害物質によって引き起こされる様々な健康障害の総称で、代表的な汚染源は接着剤や塗料などに含まれるホルムアルデヒドです。

観葉植物が除去してくれる有害物質

この種の研究に30年以上携わっているB.C.ウォルバートン博士を中心に行われたNASAの研究では、

  • トリクロロエチレン
  • ベンゼン
  • ホルムアルデヒド

この3種類の汚染物質の除去に効果が期待できる18種類の観葉植物があることが証明されました。
それぞれの有害物質がどこから来て、人体にどのような影響があり、これら有害物質の除去に効果がある観葉植物は何かということについて説明します。

ウォルバートン博士
アメリカ国防総省にて科学研究者として勤務後、NASAで上級科学研究者として20年勤務。 自然プロセスを利用した水や空気浄化、活性化の研究分野の第一人者であり、環境工学博士として環境汚染の 問題に精力的に取り組んでいる。

トリクロロエチレン

発生源:ドライクリーニングや印刷、塗装、接着剤など
人体への影響:強力な肝臓がん誘発因子
除去に効果的な観葉植物:スパティフィラム、ドラセナ、ガーベラ、チャメドレア

ベンゼン

発生源:ガソリンや塗料、プラスチック、ゴムなど多くの品目で最も一般的な溶剤/洗剤や医薬品、フォーム、染料など
人体への影響:皮膚や目の炎症、皮膚炎、がんを引き起こす原因に/芳香剤・スプレーは頭痛や呼吸器疾患、震え肝臓と腎臓の損傷、麻痺を引き起こす/動物実験では白内障、血液とリンパの病気が生じた/慢性的には頭痛、食欲不振、眠気、神経質、うつ、貧血などを引き起こす
除去に効果的な観葉植物:アイビー、ガーベラ、キク、スパティフィラム、チャメドレア、サンセベリア

余談ですが、サンセベリアは観葉植物の中でもとても人気で有名です。このサンセベリアという名称は学名でもありますが、NASAの論文によるとサンセベリアの通称は「Mother-In Law’s Tongue」とありました。Mother-In Lawは義理の母親、つまり姑です。Tongueは舌なので、直訳すると「姑の舌」ということになりますね。とても気になるネーミングなのでググってみたところ、本当かどうかは分かりませんが、どうやらその由来は「長くて先が尖っているから」ということらしいです。名付け親は姑の口うるさくてグサグサといちいち突き刺さる小言に辟易し、その恨みをサンセベリアの通称としたのではないかと勝手に想像してみました(笑)。

ホルムアルデヒド

発生源:ベンゼンより日常的でありかつもっと毒性が高い/オフィス家具やUF樹脂で処理された紙、紙袋、ティッシュやタオル、家庭用洗剤、カーペット、衣服、天然ガス、灯油、タバコの煙など
人体への影響:目や鼻、のどの粘膜を刺激して皮膚炎(湿疹)や頭痛、喘息、咽頭がんを引き起こす
除去に効果的な観葉植物:チャメドレア、サンセベリア、ドラセナワーネッキー(別名:白縞千年木)、スパティフィラム、ドラセナマルギナータ(別名:真実の木、コンシンネ)、ポトス、フィロデンドロン、フィカスベンジャミン、アイビー、オリヅルラン

6つの観葉植物を比較

それぞれの有害物質に対して有効な観葉植物が分かったところで、次は観葉植物ごとの各有害物質の除去率を紹介します。

ドラセナマッサンゲアナ(幸福の木)

ホルムアルデヒド 70%
ベンゼン 21.4%
トリクロロエチレン 12.5%

ドラセナデレメンシス(シロシマセンネンボク)

ホルムアルデヒド 50%
ベンゼン 70%
トリクロロエチレン 20%

フィカスベンジャミン(シダレガジュマル)

ホルムアルデヒド 47.4%
ベンゼン 30%
トリクロロエチレン 10.5%

スパティフィラム

ホルムアルデヒド 50%
ベンゼン 80%
トリクロロエチレン 23%

ポトス

ホルムアルデヒド 67%
ベンゼン 67%
トリクロロエチレン 9.2%

キク

ホルムアルデヒド 61%
ベンゼン 53%
トリクロロエチレン 41%

  
この結果は、24時間以内で植物によって除去された汚染物質の量を表しています。

この結果からは、シックハウス症候群の主な原因であるホルムアルデヒドの除去率が最も高いのがドラセナマッサンゲアナ(幸福の木)で、ベンゼンはスパティフィラムということが分かります。
なお、どの程度の観葉植物を置けばいいかということですが、ウォルバートン博士によれば、目安としては、9平米につき2つの観葉植物で健康的な生活を送れるということです。
ちなみにこれらを含めた50の植物は「エコ・プラント」と名付けられましたが、このエコプラントについてさらに詳しく知りたい方はウォルバートン博士の著書「エコ・プラント 室内の空気をきれいにする植物」という本がありますので、是非読んでみてください。

終わりに

今は家の中にいるだけで健康を害する時代です。ひきこもりや家にいる時間の長い主婦はもちろん、在宅ワークをしている人やオフィスワークが中心の人、工場勤務、塗装業、その他密閉された室内で作業を行う人にとっては、自分の身は自分で守らなければなりません。健康のためにもこれらの観葉植物を置いたり、こまめな換気を心がけるなどしてしっかり対策を取るようにすることをおすすめします。

サンセベリア

スパティフィラム

チャメドレア

アイビー

ドラセナワーネッキー

ドラセナマルギナータ

ポトス

フィロデンドロン

フィカスベンジャミン(シダレガジュマル)

オリヅルラン

ドラセナマッサンゲアナ(幸福の木)

ドラセナデレメンシス(シロシマセンネンボク)

キク

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

小菊 黄 60〜75センチ 10本 切花 生花
価格:940円(税込、送料別) (2019/9/7時点)

ガーベラ

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

【選べる4色】ガーベラ(ミニ)3号苗
価格:500円(税込、送料別) (2019/9/7時点)

フォローお願いします!


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。