初心者こそMacを選ぶべき3つの理由。Macは高くない、マニア向けでもない

Mac派ですか、それともWindows派ですか?

最近はiPhoneの影響なのか、Macユーザーがとても増えている気がしています。カフェなどでもMacBookを使っている人を多く見かけるようになりましたし、Apple信者歴約18年の私としてはとても嬉しい限りです。ということで、今回はこれからパソコンを買いたいけど、MacとWindowsどちらを選べばいいのか迷っているという方に参考になればと思い、両方を20年ほど使い続けてきた私がそれぞれのメリットとデメリットを挙げてみたいと思います。

まず初めに結論を言いますが、どちらかを決めかねているなら私は迷わずMacをおすすめします。もちろんパソコンの使い道がすでにはっきりしている方であれば、その使い道に合う方を選んでもらえればいいかなと思います。

MacがNGな3つの理由

私は普段ホームページや動画制作の仕事をしておりまして、その関係でクライアントさんなどから「今度パソコンを買おうと思ってるんだけど何かおすすめは?」といったような質問を受けることがよくあります。そんなときは迷わず「Macはいいですよ」と勧めるのですが、9割ほどの確率で「いや〜Macは・・・」と即答で拒否されます。その理由を聞くと「マニアックっぽい」「高そう」「Windowsの方が使い慣れてるから」といった答えが返ってきます。

どれも納得できる理由ですが、明確にWindowsでなければならない状況ではなく、あまりパソコンのことは詳しくないという方にはやはりMacをおすすめしたいと考えています。なお、パソコンの用途が明確にある方には、この話は全く参考にならないということを予めお断りしておきます。

理由1:マニアックっぽい

まずMacがマニアックっぽいという印象ですが、確かに全体のシェアで言えば9割がWindows、1割がMacとなるのでその通りかもしれません。ただなぜ私がパソコン初心者にMacを勧めるかと言えば、最大の理由は「初心者にこそ使いやすいパソコン」だからです。
iPhoneもそうですが、Apple製品は誰にとっても直感的に使いやすい作りである上に、パソコンに詳しくない人でも安心して使い続けられるという点がApple製品の最大の魅力であると思っています。
なぜマニアックなイメージを持たれてしまうのかと言えば、デザインや音楽などのクリエイティブな作業やプログラミング用途に使うユーザーが多いからだと思いますが、実際にはそういったユーザーであってもWindowsを使う層がかなり多いため、Mac=マニアックという図式は成り立ちません。ただ実際には多くのクリエイターがWindowsを使っていることからも分かるように、パソコンにスペックやカスタマイズ性を求めるレベルまで行くと、逆にMacかWindowsかというのは人それぞれであり、クリエイティブな仕事=Macという図式は成り立ちません。
もしMacでディスプレイやその他ハードを自由にカスタマイズしたいという場合には、iMacやMacbookではなくMac Proという選択肢になります。iPhoneが誰でも簡単に使いこなせるように、Macも高度な作業を行うのでなければ、実はものすごく簡単で使いやすいパソコンです。

理由2:高そう

それから「高そう」という印象があるのも理解できますが、実際にMacを使い続けていると決してスペックだけでは語れない良さを感じます。寿命ということで言えば、これは使い方次第なのでなんとも言えません。CPUを酷使するソフトを頻繁に使えば当然パソコンは消耗しやすくなります。またデスクトップではなくノート型の場合はMac、Windowsに限らず相対的に寿命は早めです。

Macの場合 Windowsの場合
モデル iMac
21.5インチ、1920×1080ピクセル解像度、メモリ8GB、HDD1TB
Lenovo Ideacentre AIO 520
21.5インチ、1920×1080ピクセル解像度、メモリ4GB、HDD1TB
価格 120,800円
税込130,464円
税込52,142円
年間コスト 32,616円
4年使った場合
13,036円
4年使った場合
月間コスト 2,718円 1,086円

実はスペック比較でもMacは高くない?

それでスペックが同じ場合はMacが割高なんじゃないかということですが、一例として、デジタルトレンドという海外のサイトが紹介している記事を引用してみます。

2017年に発売され、その高額さもあって話題になったiMac Proですが、このフルスペックと同程度のスペックになるようDellのパソコンをカスタムすると、iMac Proが13,199ドル、Dellが13,252ドルと、むしろiMac Proの方が53ドル安いという結論を出していました。このことは、決してMacが同じ価格帯ではスペックが低いということは必ずしも正しくないという事実を証明しています。

Macは気が利く

Macでよくあることを挙げると、ユーザーの知らないところで気づかぬうちにいろいろと気を利かせてくれることがあります。
一例として、通常パソコンはメモリを多く消費するソフトを使うと動きが遅くなったりします。パソコンの動作が重く感じるとき、だいたいはメモリの空きが不足している場合がほとんどです。Macの場合はサードパーティ製つまりApple純正ではないソフトの1つに、App Storeからダウンロードできる「Memory Cleaner X」というものがあり、これを使うことでメモリを開放し、作業が軽快になります。
ただ実際にはこのソフトを使う必要すらないんです。Marvericks、OS 10.9以降のMacには勝手にメモリを開放してくれる機能が付いているため、メモリの使用量を気にすることがほぼなくなりました。

理由3:Winが慣れてる

最後、「Windowsの方が使い慣れてるから」という理由についてですが、これは非常に共感できます。私自身もMacからメインのパソコンをWindowsにしなければならないと言われたら、正直かなり辛いです。
ですが、専門的な知識が必要なソフトを扱う以外の、例えばインターネットやメール、ファイルやフォルダの管理といった点については、使い勝手ではほとんど同じですし、スマホで言うところのiPhoneと同じように直感的で分かりやすい使い勝手になっているため、むしろそこが初心者におすすめできる最大のポイントにもなっています。

初心者にMacを勧めたいその理由

それ以外で初心者パソコンユーザーにMacがおすすめな理由も挙げておきます。

ハードとソフトが同じ会社

Windowsの場合はソフトつまりOSがMicrosoftで、ハードが通常は他のメーカー製になります。これが意味するところは、Windowsの場合はハードが他社製のために、搭載できる機能に制限ができてしまうということです。ハード各社ごとにそれぞれがパーツを組み立てているので、OSとの相性が悪かったり、ちょっとパーツを入れ替えたりすると起動しなくなったりなど、選択肢が多すぎるがゆえの不安感がつきまといます。
その点Macはカスタマイズしない限りはハードの全てのパーツをAppleが組み立てているために、例外的な不具合が起こりにくく、結果的に快適に使用し続けることができるというメリットがあります。
パソコンが順調なときは気にすることでもないのですが、例えば仕事でどうしても作業を今日中に完了させたいのに、いきなり原因不明の不具合が発生してしまったときなどは、もう二度とそのパソコンを使いたくないとさえ思ってしまいます。
もう一点これについて言えることが、特に初心者の場合はパソコンに何か問題が起こった際に、その問題がハードなのかソフトなのか分からない状況が発生します。そんなときにハードを製造したメーカーのサポートに問い合わせても、もしソフトの問題で合った場合にメーカーが対応するのは限界がありますが、Macの場合はそれがないため、初心者でもとりあえずサポートに聞けばどうにかなるというメリットがあります。
ただMicrosoftもSurfaceというパソコンを発売しているので、Surfaceユーザーに限って言えばこのことはMacが良い理由にはなりません。

サポートが手厚い

これは評価が分かれるところでしょうね。ネットではかなり厳しい意見も散見されます。
私はMacだけでなくiPhoneやiPadユーザーでもあるため、何か困ったことがあればサポートに問い合わせます。過去に20回ほどはお世話になったかと思いますが、まず待ち時間がほとんどかからないのが素晴らしいです。そして対応も丁寧、しっかりと問題を解決してもらえるので、今までに20年近くApple製品を使い続けてきましたが、毎回完璧な対応をしてもらっています。
Apple信者だから誇張してるんじゃないかと疑問に思われるかもしれませんが、こんなことで嘘を言ってもしょうがないので、事実です。なので、過去の経験に基づく個人的な意見としてはAppleのサポートは最高というより他ありません。

OSのサポート期間が長い&無料でアップデート

先日、Windows 7のサポート期間が2020年に終了することが発表されました。リリースから約10年ですが、これが長いか短いかは、Macが非公表ながら2年程度であることを考えると長いと言えるかもしれません。ただ問題なのは、Windowsの場合は特に使用するソフトが幅広くあるため、最新のOSに対応してないことがよくあり、そういった理由でOSのバージョンを上げられないというケースがかなりの割合で起こっているという点です。実際に私のクライアントさんでWindows 7を使い続けている方も結構な割合でいますので、サポートが終了するとかなり困ってしまうのではないかなと思っています。

Windowsのバージョンアップグレード問題

ただ、それよりも2015年に一般向けのWindows 10が提供され始めた際のMicrosoftが取ったアップデートを促す手法が大問題になったのは記憶に新しいところです。最初はしつこくアップグレードしませんかという表示が画面に出てくる程度でしたが、その後選択肢が追加されて「今すぐアップグレード」か「後でアップグレード」の2択という、どちらを選んでも結局アップデートさせられるという意味不明な戦略に切り替わり、その次は「今すぐ」か「今夜」とさらにWindowsユーザーを追い込むような形になり、しまいには有無を言わさず勝手にアップデートされてしまうことになり、Windows 10に対応してないソフトやゲームを使っていたユーザーが被害に遭うという、とんでもないやり方でした。
実際に私もWindowsでしか動かせないソフトを使っていまして、しかもそれは仕事で必須なソフトだったのですが、あるときパソコンを立ち上げたら勝手にWindows 10になっていて当然そのソフトは動かず、大変な目に遭ったことをよく覚えています。

ユーザーインターフェースが一貫している

これはMacが一貫しているというよりも、WindowsがOSアップデートごとにコロコロと変えすぎることに大きな問題があります。Windows 8で登場した、あの四角い項目がタイル状に敷き詰められたスタート画面はかなり不評でした。
10ではスタートボタンが復活したことに加え、使いやすかった7のような画面操作もできるようになり、10に対応してないソフトが使えなくなったこと以外は良いアップデートだったかなと思います。
ただ設定を変えておかないと、ちょっと目を離したすきにいきなり更新プログラムの実行が行われてしまい、作業中だったのにパソコンを見たら勝手に再起動しているときもあって、それまでの作業が全てパーになってしまいました。せめて再起動を始める前に通知するなどしてくれればよかったのに。

カスタマイズ性が低い

Macは自作を前提としたパソコンではないため、そう簡単にはパソコンを開いて中のパーツをいじることができないようになっています。そもそも筐体を開けるにはプラスマイナスではなく特殊な六角星型のトルクスドライバーが必要になります。そのためにカスタマイズ性はWindowsと比べてかなり低いのですが、パソコン初心者であれば自分でいじる必要がない分不具合が起きる可能性も下がりますので、このことが逆にメリットになってきます。
ちなみにデスクトップのiMacノート型と同じようにディスプレイと本体が一体になっているために配線も少なくて済み、デスク周りがかなりすっきりします。このことはデザイン性以上に快適性という点で圧倒的にWindowsよりMacを選ぶ理由にもなるのではないでしょうか。

iPhoneなど同じApple製品との連携

Appleと言えばiPhoneを使っている方がとても多いと思います。iPhoneユーザーなら、パソコンをMacにすることでどちらのデバイスもより便利に使えるようになります。例えばメモや写真、音楽、ブックなど多くのApple純正アプリをiCloud経由で共有できるので、もしiPhoneユーザーの方がパソコンの購入を考えているのであれば、Macという選択肢が有力になるのではないでしょうか。
それ以外のiPadやApple Watch、AirPodsといったApple製品のハードウェアや、クラウドサービスのiCloud、音楽プラットフォームのiTunesと、それぞれがシームレスに繋がったAppleエコシステムによる連携も、実際に仕事や生活に取り入れるとその快適さを実感できると思います。
このエコシステム、体験してみてよく分かったことが、何も考えなくていいということです。ただの思考停止と言われればその通りですが、これが本当に大きいです。
様々なデバイスを使いたいと思ったとき、それらデバイスの使い道の棲み分けを考えたり、連携させるのであればその互換性を気にしなければならないのが、とりあえずApple製品にしておけば便利に使えることが分かっているので、あれこれ頭を悩ませる必要がなくなります。
この辺がApple信者と揶揄される所以なのでしょうが、現実にApple製品に投資する以上の大きなリターンを得ることができているため、このAppleのエコシステムから抜け出すことは難しいでしょう。

逆にMacを勧められない理由

ただ、Macがいいのかどうかはやはり人それぞれで、パソコンに何を求めるかによって大きく変わってきますので、当然Macを勧められない場合ももちろんあります。ここでは主な3つのケースを挙げてみます。

ソフトがMac非対応

それは1つは「使っている専用のソフトがMacに対応してない」という場合です。以前よりはそういったケースも減ってきてはいますが、Windowsの方がOSのシェアではMacを圧倒しているため、ソフトウェアを開発するメーカーによってはMac版をリリースしてない場合もよくあります。実際に私自身もそのような理由から、ほとんど使ってないとは言えWindowsのパソコンも併用しています。
あとは仕事でウェブ制作をしている関係で、インターネットエクスプローラーでの、最終確認時のサイトの動作確認で使用する程度です。

自作PC

もう1つはパソコンを自作したい場合です。Macは基本的に自作することを前提に作られてないため、自分の好きなようにCPUやモニター、メモリ、HDDまたはSSD、グラフィックボードなどを選んで組み立てることができません。さらにハードウェア自体のデザインはMacの場合どれも均一なため個性が出せませんが、自作すればおしゃれな筐体を使って自分好みのデザインに仕上げることも可能です。
ちなみに多くのPCゲームはWindowsで動かすことになるため、パソコンでゲームをしたい方はほぼWindows一択になってきます。私の場合はゲームを全くやらないので関係ありません。

Office系ソフトが中心

最後、主なパソコンの使い道がWord、Excel、PowerPointといったMicrosoft Officeソフトの場合はわざわざMacを選ぶ必要はないでしょう。
Macでこれらのソフトを使うことはできますが、例えばWordだとそれぞれのOSにインストールされているフォントが違っているためにレイアウトが崩れてしまうこともあったり、Excelではマクロが遅いとか、一部の操作ができないなど、Windowsで使うことと比較するとマイナス要素が多いために、同じMicrosoftのWindowsの方が当然ながら使い勝手は圧倒的に良いです。
なお、WindowsでもMacでもMicrosoft Officeは有料ですが、Word、Excel、PowerPointと互換性のあるPages、Numbers、Keynoteというソフトがあり、Macであれば無料で使うことができる上に、Microsoft Officeの代わりとして十分に機能してくれるため、今年に入ってからはWordなどOffice系ソフトを一切使わなくなりました。

ということで、もし専門的な業務でWindowsが必須なわけではなく、WindowsかMacのどちらを買うかで悩んでいる方には、迷わずMacをおすすめします。また、Macと言ってもデスクトップのiMacとノート型のMacBookがあり、どちらがいいのか分からないという方や、ディスプレイサイズやスペックによって値段もかなり変わってきますので、どれを選んだらいいか分からないという方は、是非お気軽にご相談ください。

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