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「CDデビューしたい!」はこんな使い方もあります。会社経営者と飲食店勤務20代女性の話

以前ご依頼頂いた、ちょっと変わったケースを紹介します。
依頼者の方は都内の某企業の社長さんで「知り合いが歌手デビューしたいから協力してほしい」という内容でした。
その知り合いの方は飲食店に務める20代の女性、依頼者がたまたまその飲食店で食事をしたのが知り合ったきっかけでした。
依頼者は何度か店に通いつつ、彼女の仕事に向き合う姿勢や人柄に惹かれ、自分の会社で採用したいと持ちかけたのですが、彼女は今のお店を続けたいとの思いからその申し出を丁重に断りました。
そんな真面目な姿勢に感銘を受けた依頼者は「代わりに何か力になれることはないか?」と尋ねたところ「私は歌手になりたくて、歌のレッスンを受けたり歌手オーディションに応募したりしているので、応援してくれたらうれしいです」という返事。
音楽業界のことは全く知識がない依頼者はネットでいろいろと検索しながら調べ、「CDデビューしたい!」に辿り着き、問い合わせをして頂きました。
アルバムプランを申し込んで頂いた後に彼女にそのことを伝えると「そこまでしてもらうのは申し訳ないので辞退させてください」と一旦は断られますが、依頼者が「もうキャンセルできないので(本当は制作着手前であればキャンセル可能です)、もし辞退されるとお金が無駄になってしまう」と改めて伝え、ようやく本人も了承してくれたのです。
今ではそのCDはCDショップやアマゾンなどのネットショップだけでなく、依頼者のオフィスや彼女の務める飲食店に、ポスターとともに飾られています。

余談ですが、依頼者がCDを500枚分引き受け、知人などに定価(1枚3,000円)で買い取ってもらい、完売したそうです。
彼女の夢を叶えただけでなく、しっかりと利益も出した依頼者、さすが成功している経営者だとつくづくその才覚に驚かされました。
先日この依頼者から「追加で500枚プレスしてほしい」という依頼があったので、記念に今回紹介させて頂いた次第です。

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